フィッシングガイド『Extreme』オノケンBLOG

ソルディーロ・カスタムブランク。
https://www.soldiro.jp/

折れるとわかっている設計もあれば、予期せずに折れるテストブランクも存在する。ただ、ソルディーロでは設計段階で限りなく完成度の高いブランクの具現化を目指す。

長期テストが良とされた時代は終わり、マテリアルや製法、細部のパーツに至るまでそのバランスを一発回答で出せるのがソルディーロの職人設計士。私は彼を「天才」と冗談混じりに言うが、半分以上本気であり本音だ。



ロッドはリールと違い機械ではない。
超精密なギアやベアリングを介して成立するリールはメカニカルな部分が冷徹にすら感じる。対してロッドのブランクやグリップは生身の温かさのようなものを感じずにはいられないのだ。

キャスト、誘い、バイト、フッキング、限界ファイト…
それぞれのシチュエーションで実に様々な形状に変化しまったく違うタクティクスをこなす。それがロッドである。

ソルディーロ・カスタムブランク。
アングラーの私が思い描く理想を設計士に伝えるところから物語は始まる。この『伝える』が連想ゲームでは絶対に思い描く弧は描けない。もうすぐ私と設計士が出会って30年になる。釣りに関する感性で99.9%一心同体でなければ出来ないブランクがここにある。

それが、ソルディーロのブランクであり、ソルディーロの至高の製品、ロッドとなる。
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